こんにちは、僕です
先日(せんじつ)から始めた覆面調査員の仕事ですが、とても素敵な依頼が飛び込んできました
美人女将(オガコさん)が営む酒場&宿屋の調査です
張り切って頑張ります~
こ、こんばんは・・・ぼ、僕です
ゼイゼイ
船、電車、馬車を乗り継いでたどり着いたのは海辺に建つセレド民家
(かなり遠かった・・・こんなに遠いなんて聞いてないよ~)
気を取り直して覆面をかぶればお仕事モードの僕です★
(覆面ってそういう意味ではないと思うのですby・・・みくるん)
「おおおおおおなんと素晴らしい庭、どこが素晴らしいかと説明するのは面倒なので見に来てください★5です!」
さて、さっさと庭調査は終了させてと・・・。
中はどうなっているのかな?
素敵女将が気になる年頃の僕です★
扉を開けるのと同時に、覆面に隠れて見えない白い歯をキランとさせ爽やかに挨拶をしてみる
「こんばんは、僕です」
入った途端に僕の鼻に飛び込んでくる素敵な香り
肉、魚、パンが焼ける香ばしい匂いにスパイスの匂い
そして目の前にいる女将さんから漂うなんとも怪しい香り
「いらっしゃい、素敵な身体のイケディさんね❤」
女将さんの優しい声が耳に心地よいです
そして言葉に表すには僕の語彙力があきらかに足りない、その素晴らしいボディ
目が釘付けになってしまいます
(そういう年頃なんです)
女将さんに案内された、この酒場の貴賓席・・・いえ、特等席ではカウンター奥の海が見え
真っ黒に日焼けしたポン、キュッ、ポンッが浜辺に・・・。
ぐへへへへ
はっ・・・心のなかにヨダレが・・・。
思考を酒場に戻せば、テーブルの上に数々の料理が運ばれてきた
美味しい料理に舌鼓をうち酒に手を伸ばせば、女将さんがじーっと僕を見つめている
「本当に素敵な身体のイケディさんね~。顔も見せてくれない?」
そういうと僕の覆面に手をかける女将
あらわになる僕の顔
「いやあ、恥ずかしいな///」
「思ったとおりやっぱりいい男❤」
美味しい料理にお酒、美人女将★5つです!
僕の脳内のメモ帳にあふれる★たちがダンスを踊っていた
そして女将は優しく僕の手を引き、2階の客室まで案内してくれる
「全室オーシャンフロントなのよ。気にいったお部屋をつかってね」
優しく微笑む顔はまるで妖艶な女神
2階の部屋、風呂、トイレすべて★5つです!!そしてそして僕は女将に
『女将、良かったら僕と一緒にここで夜の海を見よう』
と言いかけた時に異変が・・・。
うおおおお
ぐあああああ
うひょおおおおん
「!!!・・・ちょっと、あんた誰よ!!」
女将の叫び声
あわてて目の前の鏡に自分の姿を写せば・・・。
「あああ、種族変更券の効果が切れたああ」
目の前には素敵なドワオ・・・そう、僕の姿が・・・。
その後の展開は・・・。
ええ、みなさんが想像するとおりだと思います
「浜辺で太陽にあたって干からびてしまえ!」
女将の罵声がやけに心地よく///
僕・・・ドワオは女将のもとで、足げにされつつも働くことになりました
僕、今とっても幸せです///
「おかみさぁぁぁぁっん」
ハウジング記事に書いたSSです
みくるんワールドの方にも置きます